第4日目 ウォーキングサファリは炎天下の行軍



朝4時頃、パンッパンッパンッという音で目覚める。ゾウがパームツリーの実を落とすために体当たりしてる音だ。ベッドでウダウダしていると、そのうちにドンドコドンドコ6時の太鼓が鳴った。
今日はウォーキングサファリをする予定だ。旅行前から期待していたものの一つだが、結果はモコロ同様裏切られることとなった。
ライオンに出会っても急に動いてはいけない、などの注意を聞き、ライフル銃持参で出発。
ボトンとした大きいゾウの糞、下痢のような汚らしいカバの糞、石灰化してるため白く硬いハイエナの糞、鹿のようなコロコロしたインパラの糞などいろいろ説明を受けるが、

オカバンゴのキリン

オカバンゴではあまり近くで
         見られなかったキリン

英語が解らないというのはやはりハンディだ。段々疲れてくると聞き取ろうとする気力もなくなってくる。
バブーンが木の実をとっているところ、ゾウ、レッド・リーチェなどを観察。1時間も炎天下の中、しかも悪路を歩くと、さすがにばててくる。それにツエツエバエには参る。ポロシャツの上からも刺すからたちが悪い。
遠くにキリンが見えたぐらいで動物もあまり見られない。意気揚揚としていたブライアン達も口数が少なくなった。

3時間休みなく歩いてようやく元の場所へ。コカ・コーラがうまい。こんなに疲れたのは大学でサッカーの練習以来だ。大失敗のウォーキングサファリであった。30分ぐらいの散歩でも十分足りる。
ロッジに戻って昼食後に昼寝。
鳥のさえずり、サバンナモンキーのきゃっきゃっと遊ぶ声で目が覚める。部屋の前は水場になっていてバブーンやモンキーがよく来て、屋根の上で遊んだりする。

蟻塚の上のバブーン

蟻塚の上でくつろぐバブーン

今日の午後のサファリはボートにした。疲れている体にはちょうどいい。
出発前に紅茶を飲んでいると、新しい客が一人来た。自分よりも若い白人だ。一人で来るとはめずらしいと思ったが、なんと、ぼくらが明日出発するためのパイロットであった。前日にきて僕らのために1泊するとは!オカバンゴが高値である理由がよく分かった。

このパイロット、Killyとスタッフ2人、僕ら夫婦の5人で一緒にボートで出発。パピルスの茂みの隙間の水路をゆっくり進んで行く。昔、印旛沼でボートを漕いだときと同じような感じだ。広いところにでたら、つりをして夕陽を見て帰ってくる予定であった。
しかし、しばらく進むと前方でガサガサ音がする。スタッフがボートを止める。どうやらゾウがいるらしい。こんなほとんど湿地帯の真中にゾウがいるのか?少し待つと、さらにガサガサッ、パシャッパシャッ、と音がしてパオーン!と聞こえた!そして倒されたパピルスが流れてきた。本当にゾウがいるようだ。

立ち去るゾウ

サファリカーに威嚇して立ち去るゾウ

ディズニーランドのジャングルクルーズじゃあるまいし。これ以上進むのは危険なため、少し戻って沼のようなところでつりをすることとなった。ボートのへりに立って辺りを見回すと、遠くに大きなカバが歩いているし、ゾウの姿も見えた。やはり印旛沼とは違う。
しかし今回の旅行はゾウのパオーンを3回ぐらい聞けた。ケニアでもゾウはたくさんいたが、人慣れしているせいか聞けなかった。しばし、つり糸を垂れる。魚影が見える。えさの牛肉に食いついてくるが結局つれなかった。Killyらとスタッフは何だか楽しそうに話している。

夕陽はきれいだ。日本で見る夕陽とはなぜか違う。今日は動物はあまり見れなかったが、のんびりとしたオカバンゴもいいもんだ。
日没後まだ明るいうちにロッジに戻った。
夕食前みんなで談笑していると、ゾウが10mぐらいそばまで近寄ってきた。スタッフの人が太鼓をドンドン叩いて追い払った。wildだ! だがカバやバッファローの場合は危険で逃げるしかないとのこと。
夕食時、オーストラリア人の老夫婦が明日ウォーキングサファリをするとのこと。老人に耐えられるのか?と思ったが、思いは伝えられなかった。
夕食はオックステイルが最高にうまかった。

ボートサファリの風景パピルス

ボートはパピルスの隙間を進んで行く



本日のサファリで出会った動物
ゾウ、バブーン、レッド・リーチェ、キリン、カバ



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