第5日目 うじゃうじゃいるぞ!?ケープクロス

  

獲物を探すジャッカル

寒くて何回も起きてしまった。
そんな俺の気も知らず、またもや妻は爆睡していた。
こいつは、どんなに寒くても体から熱を放散させるんだよなー。

約束の8時にフロントに行くが、ガイドらしき人物はいない。
レセプションの可愛い子(好みのタイプ)に電話してもらうと、9時集合だって!
まったく、朝の1時間がどれだけ大切かを知らんのか?
のんびり朝食を摂った後、フィリップという白人のガイドに会った。
一応文句を言うが、この人のせいじゃないかもしれないからな。
今日はケープクロスとウェルウィッチアの観光。
ツアーは僕らだけの貸切だ。

じゃ〜ん、アザラシだらけ

まずは北上しケープクロスへ。
街を出るとアスファルトの道は終了。
左は砂浜の海、右は半砂漠地帯で、とにかく何もない光景が続く。
ナミビア(何もないという意味)とはよく言ったものだ。
再び”例の唄”が頭を流れる。
何にもな〜い♪、何にもな〜い♪
2時間ぐらいで到着。

間近で見れる

車を降りると、来た来た来た!!これが噂のにおいか?!
とにかくアザラシの臭いがすごい!
おーいるわ!、いるわ! うじゃうじゃ、たくさん。一面一帯に横たわっている。
泳いでる奴、モゾモゾしてる奴、熟睡してる奴、いろいろいるわ。
中に1頭だけとびきりでかいのがいるぞ!ここの主か?!
周りのメスにせがまれているが、うっとうしそうにしている。
肉を漁るジャッカルの姿も見える。
多い時には20頭ぐらいいるそうだ。
フィリィップによると、この前来た時にはハイエナがいたそうだ。
こんな水も何もない所でどうやって生活してるのだろう?

ぐで〜ん

この海を渡ってきたポルトガル人の記念碑が立っているのだが、何とその下からジャッカルが出てきた!
様子がおかしいと思って見ていると、中に赤ちゃんがいる!
親が入って乳を与え始めた。
いい写真が撮れると思ったが、中に入ってフラッシュを使わなければ無理だ。
可愛そうなので見るだけにした。
帰りには塩工場を見学してハンチスベイのビーチで昼食。
この辺には別荘らしき家が多い。

で、でかい!ここの主
周りは子供ではありませんよ!

スワコップムントに戻り、砂漠地帯へ。
まずは月面世界と言われる、荒涼とした渓谷?
月のような光景が拡がっている(行ったことないけど)。
そして少し進むと、道端に奇怪な植物ウェルウィッチアが!
ウルトラマンに出てくる怪奇植物スフランみたいだ。
しかしこれだけ?!もっとたくさんあると思ったけど。
うわさの巨大ウェルウィッチアは?
もう少し奥にあるはずだ、と言うが、フィリップはこれだけ、とつれない返事。

これが奇怪な植物ウェルウィッチア(和名は奇想天外)
何百年もかかってゆっくり育つ

さっき窓から小さいのが見えたよ、と言って歩いて戻るが、フィリィップは信用してくれない。
でもやっぱりあった。まだ可愛いのが。
これでも二つだけ。
ちょっとがっかりだ。
自分で見つけなければ一つだけだったぞ。
しかし、こんな砂漠の中で誰が発見したのだろう?
よく見ると川底の形跡があり、そこにウエルウィッチア含め他の植物も生えている。
いつ流れるかも分からない水を頼りにしているのか?
スプリングボックの糞も落ちていた。
こんな水もない所でも生きてるんだなー

二葉なのが分かる。大きくなっても実は二葉のまま。
小さいけどこれでも数百年?

帰りにはゴルフ場に寄った。
ミーアキャットやスプリングボックが見たい、と言ったから連れて行ってくれたのだ。
フィリィップは、いいのか悪いのかよく分からんガイドだ。
それにしてもここのゴルフ場はひどい。
バンカーだらけだ。と言っても周りは砂漠だから、芝を育てるのは難しいのだろう。
ナミビアにゴルフ場を造ること自体に無理がある気がする。
ミーアキャットはいなかったが、スプリングボックはたくさんいた。
なぜここに集まってるのか聞いたが、答えは当たり前だった。
砂漠地帯の中で芝が生えていて、スプリンクラーの水もあるのだから、そりゃ集まるわな。
砂漠で生きられるスプリングボックだって何もない所よりは、ここの方が居心地いいらしい。
但し、ゴルフボールが当たる危険性はあるが・・・(よくあるらしい)

おじちゃんの足元にウエルウィッチア

スワコップムントの街と砂漠の境界へ。
ここは不思議な光景だ。街の横まで砂丘が迫っている。
フィリィップは子供を連れてここによく遊びに来るらしい。
街の雰囲気を楽しみながらホテルへ。
レセプションの可愛い子に、明日からのガイドが既に泊まりに来てるよ、と言われた。
部屋の前の車を見ると、マーヴィンの車だ!
明日からまたマーヴィンなんだ。

夕食まで街へ繰り出す。
本屋では、ミーアキャットだけの写真集を見つけた。これはうれしい。
ボツワナの地図も購入。
次回に役立てよう。

他にもつつましく生きる植物たち


19時過ぎにホテルのレストランへ。
今日も繁盛している。予約しておいて良かった。
注文しているとマーヴィンも来て同席した。
再会を喜ぶ。風邪も良くなってるらしい。
いつもはもっと安いホテルに泊まるが、どこも満室だったらしい。
ここはいいホテルだね、とマーヴィン。
今日のビールはウィントフックラガーにした。
ターフェルラガーの方がlightな感じだ。
マーヴィンは喉の痛みがまだあり、オレンジジュース。
そいて今日も生ガキ(最高だね!)。
マッシュルームスープにシーフードドリア(ブイヤベースみたい)、フィレフィッシュフライ。
マーヴィンは相変わらず塩、タバスコを大量にかける。
今日も満腹。
22時に就寝した。

ゴルフ場に住むスプリングボック

荒涼とした風景が続く月面世界

スワコップムントで購入した切手

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