第6日目 こんなところに!?砂漠ゾウ!?


今日はダマラランドにあるトワイフェルフォンテンまで移動する。
この辺りにはブッシュマンの岩絵、化石化した森、パイプオルガンのような奇抜な岩などの観光ポイントがある。
しかし実際のところ、エトーシャ国立公園まで一気に行けないための単なる途中地点である。

9時スワコップムント出発。
ナミブ砂漠以上に何もなく、ダートな道路がとにかく延々と続く。
途中大きなサボテンを見学。
ここで土産物屋を営む家族の写真をパチリ。
写真撮影の料金が書いてあって10円ぐらいだ。
一日の稼ぎはどれぐらいなのだろうか?

高さ2m以上あるサボテン

ダマラランド近辺は、とくに熱く乾燥している。
たま〜に車とすれちがうぐらいで、もちろん民家などもない。
道は段々悪くなるが、マーヴィンは110〜120km/hで飛ばし続ける。
こんな所で故障したら命取りだな、と思った時、大型トラックとすれ違った。
その時、左後方でバスンッと何か軽い音がした。
何だろう?
マーヴィンも減速させて後ろを振り向いた。
その時、信じられない光景を目にしたのだ!
左から車を追い抜いてタイヤが転がっていくではないか!
どこ行くの?!セニョリ〜タ!
タイヤ!タイヤ!と必死で叫ぶと、マーヴィンも確認してニタリ。
うたた寝していた妻も何事かと起きだした。
停車して降りると、ホイールを残したまま左後輪が完全になくなっているではないか!

サボテンの横で店を拡げる家族


はるか前方にタイヤが転がっている。
これにはマーヴィンも驚きを隠せない。
マーヴィンもこんなことは初めてだ。
おそらく、トラックとすれ違う時、接触しないように轍から少し外れたこと、スピードの出し過ぎ、タイヤが熱を持ったこと、などが原因だろう。
タイヤは引きちぎられたようにバッサリ切れている。
触るとかなり熱い。
スペアタイヤと交換。
この後は80km/hぐらいでゆっくり走った。
こんなこともあるんだな。

タイヤだけ先に行ってしまった

今夜のロッジが近づいてきた。
途中枯れ川がいくつかあったが、この国に来てから、水が流れている川を見たことがない。
それぐらい乾燥した国なのだ。
しかし、こんな場所にもキャンプサイトがある。
白人の家族がテントを拡げていた。
こんな所でキャンプして楽しいのか?おそらく水はでないだろう。
この後数分でトワイフェルフォンテン・カントリー・ロッジに到着。
途中アクシデントはあったがまだ13時20分だから相当速い到着だ。
しかしまたここのロッジがすごい!の一言。
何もない荒野の中によく作ったな、という印象。
誰がどうして、こんな所に作ろうと考えたのか不思議である。

見事に引きちぎられたタイヤ

おそらくドイツ系白人の経営だ。
ナミビアは元ドイツの植民地のため、ドイツ系が多く、ドイツ語もよく耳にする。
プールもあり砂漠の中のオアシスだ。
2階のレストランは見晴らしがよくてぼーっとするのに最高。
サンドウィッチを二人でシェアして楽しむ。
午後からはブッシュマンの岩絵の観光予定だ。
しかし、ロッジのスタッフがnature drive (N$180/person:日本円で2300円ぐらい)に行かないか、と声をかけてきた。
なんと!この辺りに砂漠ゾウが生息しているらしい!
それを探しに行くのだ。

マーヴィンは安物だ、と憤慨していたが、
スピードの出し過ぎぎゃない?



トワイフェルフォンテン・カントリー・ロッジ

通常の観光はキャンセルになるが、もちろん二つ返事で行くことにした。
なんてったって、もう少し日程があれば、砂漠ゾウ、砂漠サイを探しに奥地まで行くつもりだったから。
この辺りに棲息してるなんて思っても見なかった。
このロッジを以前訪れた3人ぐらいのホームページを拝見したが、そんなこと書いてなかったぞ。
とにかくワクワクしてきた。
マーヴィンも砂漠ゾウは、もっと奥地で2回しか見たことない。
タイヤを買いに行くと言っていたので、観光キャンセルはマーヴィンにちょうどいいだろう。

部屋の鍵をもらうと、なぜか知らないがスィートルーム。
もちろん代金は一緒。
部屋の名前はウェルウィッチア。
VIPが泊まる部屋だからラッキーだね、とマーヴィン。
しかしスィートルームは一番遠いシャレーのため車で行く。
この部屋がまたゴージャスなこと。
バーカウンターにソファ、プライベートプールにバルコニー。
部屋は階段状になっていて岩なんかもあり、自然の造りだ。
トイレは二つ、浴室は20畳ぐらいのスペースにバスタブ、シャワー付きだ。
移動で疲れているが昼寝する時間はないので、のんびりまどろみ16時に出発。

これでゲームドライブする



キャンプサイトの横にいた砂漠ゾウ

砂漠ゾウはみつかるのか?
不安と緊張でソワソワしてしまう。
レセプションまで歩くが遠い。
暑くて嫌になる。体も少しだるい。
ふと、ロッジの前に停まってる車を見て愕然とする。
直径1m以上あるタイヤを付けた大型トラクターみたいな車があるではないか!
何が問題かというと、完全なフルオープンである。
強烈な日差しでクソ暑いのに、屋根も風防もまったくない。
まさかこれでドライブに行くんじゃないよね?
だって、砂漠だよ。。まさかね。
と、思いつつ帽子、バンダナがあることを確認する。
帽子忘れたら負けだな・・・

しかし不安は的中した。
白人の30代ぐらいのお兄ちゃんがでてきて、さわやかにLet's go! だって。
このうだるような暑さなのに。
しかも半そで半ズボンだが、肌が真っ赤に日焼けしてるじゃないか!
無理するなよ。

ハシゴをつけて車に乗り込む。
ドイツ人のおじさん、おばさん三人組みと一緒だ。
客はたくさんいたけど案外参加しないもんだな。
いよいよnature driveに出発!
はたして砂漠ゾウは見つかるのか!?

このように木の上にある草木を食べることが多く、足が長いそうだ

出発すると、まずは来る時に通った道を進む。
砂埃がすごい!日差しも容赦しない!
さっきのキャンプサイトのところで停車した。
うん?キャンプ場がどうかしたのか?
横の枯れ川に入り込むと、なんと!そこに砂漠ゾウがいるではないか!?
テントから20mぐらいの場所に!
出発してから数分で見つけてしまった(きっと、ここにいる、との情報が入ったのだろう)。
しかしガイドのお兄ちゃん!エンジン停めてくれないかな?
トラクターみたいに、ぐぁん、ぐぁん、ふかすから振動が多く写真がぶれてしまう。
あまりに呆気なく見てしまったので拍子抜けしてしまった。
さっき通った道のすぐ横じゃないか。
木の皮を剥がして食事中だ。

川底を進んで行く

移動して、本来のnature driveのコースに行く。
まずは天然の水場。
こんな砂漠にも水場があるんだね〜
この辺りには木々が茂っている。
しかし残念ながらゾウはいない。
うーむ、自分がゾウだったら、この場所を絶対離れないけどね、と思ったら妻も同じことを言った。
しかし近くにゾウの家族発見!
砂漠ゾウは、普通のゾウと違ってこの地域にのみ生息する。
乾燥した過酷な環境に適応したゾウなのだ。
見かけは、普通のゾウよりもやや小さく、足が長い、おしりがスリムなど。
高い木の上にある葉を食べるため、足が長いそうだ。
しかし、見た感じ違いはよくわからん。
少し乾燥肌なぐらいだろうか・・・

過酷な環境で生きる砂漠ゾウ

そして枯れ川に入り川沿いに進んで行く。
枯れ川は柔らかい砂地なので、これぐらい大きなタイヤでないと難しいのだろう。
多分普通の4WDではだめ。
また遠くにゾウの群れ発見。
結構いるもんだな。
川底にはゾウの糞がたくさん落ちてるから、たくさんいるのかもしれない。
クドゥの群れ発見。
それから一瞬だったが、ディクディク?小さい鹿がいた。
それにスプリングボック。
ダチョウは車と競争している。
速い、速い。
車の前を横切りたいらしいが、車がスピード上げるとさらに速く走る。

少し乾燥肌?

車の後ろから横切ればいいのに。
おつむは弱いらしいな。
ダチョウの群れも発見。
それから、ここにも奇怪な植物ウェルウィッチア。
ひとつの丘にだけ、たくさん生えている。
昨日よりもたくさん見れたぞ。
昨日のツアーは何だったんだ?
最後に元の水場に戻ってくると、砂漠ゾウの群れが水浴びしていた。
3ヶ月のベイビーもいる。
水を浴びると、今度は砂を体にかけている。
砂漠ゾウなりの乾燥肌防止法かな?
ここで夕陽を見ながらシャンパンを飲み休憩。
この時間になると少しすずしくなるんだな。

スプリングボックと砂漠ゾウの糞の比較

日も暮れロッジへ戻り夕食へ。
ビュッフェ形式だ。
客はたくさんいて満席ですごく繁盛している。
スプリングボックの肉を食べたがクサかったー。
マーヴィンは体の調子良さそう。
タイヤ買いに行く途中で、キャンプサイトで砂漠ゾウを見た。
でもタイヤは買ってこなかった。
ここら辺りでは通常の2倍の値段。
明日、エトーシャ国立公園に行く途中で買う予定。
だからそれまでスペアなしで行くのでゆっくり走らないといけない。
こちらの調子が悪くなってきたため、明日は10時出発とし、バーント・マウンテンの観光は中止した。
部屋に戻る時、星を見たが、やっぱり綺麗だ。
今日は久しぶりに湯船につかって気持ちよかった。
途中からぬるま湯になったが、こんな場所では仕方ない。
今日のベッドは大きいのでゆっくり眠れる。

水浴び後の群れ

スワコップムントで購入した切手

本日出会った動物
砂漠ゾウ、スプリングボック、クドゥ、ダチョウ、ディクディク?(ステンボック?)

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