ZZZ・・・・ 0時30分、寝ていると突然ブザーが3回鳴った!3回ということはサイだ!急いで屋上に出る。ゾウの一団の向こう側に、クロサイの親子2頭が塩をなめている。絶滅寸前の動物だ。しかし寒い!妻が毛布を持ってきたが凍えるようだ。みんなも嬉しそうに見ている。屋内に入り、ソファからしばし眺める。ゾウがはばを利かせているため、こっちに来てくれない。時々ゾウがサイに向かってちょっかいを出し、追っ払ってしまう。スタコラ逃げていくのだが、しばらくすると塩のある場所に戻ってくる。可愛そうに。だけどサイもやられっぱなしではない。ゾウにあおられると、たまに親サイが角をたてて突進していく。これにはゾウも逃げていく。外人さんもサイを応援して拍手喝采。しばらく見ていると、親子ががこちら側に近づいてきた。いーぞ!ゾウは大人しくしとれ! もう少しで写真が撮れそうだ。しかし、右側の崖から別のゾウの軍団がパオーン!と言いながら登ってきた。これにはたまらず、クロサイは退散。逃げ足は速い。残念、また隅へ行ってしまった。もともといたゾウの集団と新たなゾウたちがケンカを始めた。あ〜あ!みんな、眠いので部屋へ戻る。奥の方にハイエナが2頭見えたが、近づかず消えていった。満足して再び就寝。
|
ゾウの家族
|
ZZZ・・・・ 3時、ブザーが4回! 今度はヒョウだ! 動きの鈍い妻を置いて屋上へ。誰よりも早く到着。普段、当直の時も看護婦に起こされるが、これほど速く駆けつけることはないだろうな。それぐらい機敏に動いている自分に気付く。かなり遠いが確かにヒョウだ。茂みの横で塩場の方を伺っている。しかし消えた。そばにブッシュバックがいて、ヒョウが狙っているらしい。しかし、あまりに寒い。屋内で待機。しばらく待っていたが、ヒョウは結局近くには来なかった。眠い、もうだめだ。次のブザーではもう起きれないな、と思いつつ寝床へ。興味ないのかリリアンは夜中は現れなかったな。
|
翌朝、朝食へ。リリアンは熟睡して起きなかったらしい。あんな大きなブザーなのに。
観察記録を見ると、1ヶ月以内は、クロサイはほぼ毎日、ヒョウは3日に1回程現れている。こんな山奥にライオンが来るのかと思ったら、やはり現れていない。
帰りは大型バスでアバーディア・カントリークラブへ。途中の道ではバッファローと対面。このロッジは趣向が変わっていてなかなか楽しめた。リリアンとメールアドレスを交換しお別れ。
ジョージと再会し一路ナイロビへ。今日は飛行機でマサイ・マラへ行く。ジョージにカワウソのことを話したが、なかなか通じなかった。妙に驚いていると思ったら、どうやらジ・アークの水場にセイウチがいたことになってしまった。そりゃ驚くわ。後日訂正。
|
塩を舐めるゾウ
|
途中、土産物屋で休憩。木彫りの土産が豊富であり、皿など購入。ここの”もの”は悪くなさそうだ。ケニア人の子供が、突然、「先生〜、ソーダ飲んでもいいっすかぁ」と何とも流暢な日本語を話すではないか!驚き! 近くに日本人の子供たちもいて、どうやら日本人学校の修学旅行らしい。さっきの子はハーフなのかな?久しぶりに日本人を見て日本語を聞いた。ナイロビで子供時代を過ごすというのはどんなものなのか?
|
ナイロビに到着。飛行機まで時間がある。既に日本に帰るような気持ちになってしまった。ここまでの旅で十分満足だ。まだライオンを見てないというのに。ジョージに頼んで昼食はいきつけの店に行ってもらった。ジョージもウガリは好きではないが、イリオはお勧めだと言う。ジャガイモや人参の葉などをすりつぶしたものだ。イリオにビーフシチューを注文。確かにうまい。これはいける。妻はあまり気に入らなかったようだが。
日本語ペラペラのデビッドさんに再会し、ウィルソン空港という小さな空港へ。前回来た時は、荷物に重量制限がありハードケースは不可で、ソフトバッグに詰め替えて移動した。今回は、混んでいる時期でないから大丈夫だろう、とデビッドは言うが大丈夫か?一人15kgのところなんと二人で45kg! 15kgもオーバーしている。測りに乗せて測定していたが大丈夫であった。
|
マサイマラまで利用した飛行機
|
しばらくジョージとお別れだ。今日はワールドカップ開幕で、フランス対セネガルの試合がある。どうも足早にデビッドたちは引き上げていったが、おそらく試合を見たいのだろう。売店の店員もサッカーの話をしていた。俺だって見たい。しかし飛行機では仕方ない。ここの飛行場は前にも来ているので知っているが、相変わらず小さいプロペラ機で移動だ。でもパイロットが二人いるので安心。ボツワナは一人だったからちょっと怖かったな。
|
バーの前
|
インターピッド・ロッジのテントの中 豪勢です
|
二人ともヨダレ垂らして爆睡してる間にマサイ・マラに到着。まずはマラ・セレナ・ロッジに行く人達が降りる。キリンがお出迎えして外人さんも大喜び。再び離陸し着陸、僕らインターピッド・ロッジへ行く人達が降りる。アフリカの離着陸を繰り返す飛行機にも慣れてきた。迎えが来ていてロッジへ。森の中に展望台があり、そこがロッジだ。
|
到着し待っていると、スタッフがゲームやろう、と妻に声をかけてきた。木彫りの皿にビーダマが入っていて、それを移動させるようだ。妻は負けて悔しがっている。スタッフの人達も感じがいい。
レセプションで説明を受け部屋へ移動。テント形式の部屋が森の中に散在している。こういう部屋は初めてだ。部屋にはチャックを開けて中に入る。トイレ、シャワー、洗面台はレンガやコンクリートでしっかりしていて、居住スペースだけテントだ。ベッド二つと、鏡台、机もある。テントは薄地で涼しいと思ったが違っていた。熱が中にこもるので暑い。チャックを全開にして涼む。中にバブーンが入ってくるという話も聞いたことあるが、周りにいないから大丈夫だろう。
|
嫌われ者ですが、割と好きですハイエナ
|
16時頃からゲームドライブ。ガイド兼ドライバーはジェームス。それからウルグアイ人のカップル、エリとアレッサンドロと一緒だ。さすがラテン、僕らの前でキスはするわ、いちゃつくわ、やりたい放題。ちょっとうらやましい。トラは?などとトンチンカンなことも言っている。まずは、トムソンガゼル、グラントガゼルなど。と思ったら、すぐ横の茂みに大きなメスライオンが昼寝していた。こちらに気付きおおあくび。みんなびっくり。それからバッファローの群れ、ハイエナ、ゾウなど。ハイエナをじっくり見るのは久しぶりだ。今日は到着して時間がなく、ショートサファリで終了。さすがマサイ・マラ。ライオンには確実に会える。
|
ロッジに着くと、バーの前の反対側の川岸に、ヒョウをおびき寄せる餌が木にぶら下がっていた。そう簡単には現れないだろうと思い、部屋でゆっくりとシャワーを浴びた。夕食前にバーに寄ると、木の下にハイエナが数頭、木の上に大きなヒョウが1頭いるではないか。もう食べ終わった後で、木からゆっくり降りて立ち去っていった。ハイエナが道を空ける。かなり大きかった、トラみたいだ。もっと早く来ればよかったと後悔。
夕食はなかなか雰囲気がいい。味もなかなかだ。ふと気付くと、大きなナマケモノのような生き物が、柱にしがみついている。ブッシュベイビーという生き物らしい。スタッフがパンでおびき寄せると、スルスルと降りてきて、手で受け取ってすぐに上に登って行った。モグモグ食べている。白人の子供も楽しそうに真似する。時には直接口で受け取ることもある。満腹になると、柱から柱へヒラリと移動し、森へ帰って行った。なかなか身軽な奴らだ。
食後部屋まではスタッフが護衛に付く。スタッフにワールドカップの結果を聞くと、何と!セネガルがフランスに勝利!ケニア人はみんなセネガルを応援しているらしく、嬉しそうだった。ここ数日、ダニのせいとジ・アークで眠れてないので、早々に就寝。
|
これがシャワーの湯湧かし器 いくつか設置してあった。
|
ジャ〜ン!これがブッシュベイビー
|
いただく物いただけば、あとは上でモグモグ
|
こちらは黒いタイプ 上からうまそうなものを吟味
|